gentle avenger の冒険

キュウレンジャーの感想を心の話を軸に書いてます!セイ!ザ!チェンジ!!!!

キュウレンジャー第11話「宇宙を救う3つのキュータマ」感想 ードン・アルマゲの正体再考ー

ちなみにラッキーが最初っからあのキャラじゃなくて、苦しみの中からあのキャラを獲得した…みたいな過去があったとしたら、私はもう胸が熱くなりすぎてスーパーノヴァ死する。

キュウレンジャー第6話感想 +α ールールは卑怯さを引き出すー - gentle avenger の冒険

 

スーパーノヴァ死ました。

ソウルがバーニングしてスターダストになりました。バーニングゾンビ三十六です。

 

第11話を見た私の魂がすすり泣くのです。折れたラッキーの心を、ラッキーの過去の絶望を思うと、我知らず涙が出てくるのです。

ラッキー、お前が乗り越えてきた絶望とはなんだ!!!!!!お前が彷徨った絶望はどんな景色だった??????

ラッキー、お前は絶望の中から立ち上がったのか!!!!!!お前は、絶望の中からあのダイヤモンドのような心を生み出したというのか!!!!!!!!

ラッキー、私の半身よ。 お前の絶望の深さを、お前の勇気の尊さを、私は知っている!!!!!!

 

助けてくれラッキー。この胸の痛みは、お前がその絶望を、その挫折を乗り越えることでしか治まらない。

もう一度、立ち上がってくれラッキー!!!!!!!!!!!!!!

 

ラッキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

作品に魂を掴まれる

私のこの感情は一体なんなんでしょうか。

キャラクターに惚れるとか、そういうレベルの話ではないのです。

 

そして、思い出しました。過去にこんな気持ちになった作品がほかにもあったことを。

自分の魂を掴まれた、と感じた作品が過去にあったことを思い出したのです。

 

かぐや姫の物語』です。

 

かぐや姫の物語』は、見ていて気が狂ってしまうのではないかというくらい魂を掴まれた。作品が掻き立てる感情から逃げ出したいのに、目を離すことができなかった。おそらく、二度は見れない作品です。

 

そして、今また私は『キュウレンジャー』に魂を掴まれている。私は、ラッキーという存在に魂が共鳴するのを止められないのですセイザチェンジ!!!!!!!!!!! 

 

キュウレンジャーの謎を再考する

前置きが長くなりましたが、今回はキュウレンジャーという物語における重大な秘密(ラッキーの過去)が明かされた回です。

今回明かされた秘密を踏まえて、過去に考察したキュウレンジャーの謎に、もう少し迫ってみたいと思います。

 

キュウレンジャーに横たわる2つの大きな謎について考察したエントリはこちら。読んでない人は先に読んでね!面白いよ!多分!

 

gentle-avenger.hatenablog.com

 

 

ドン・アルマゲの正体とは?再考

  

ドン・アルマゲとラッキーに血縁関係(若しくは分身)があって…複雑な間柄で…敵には敵の正義があって…敵と思ってたら自分(肉親)で…みたいなのをキュウレンジャーでやるのか?って考えたら「しねぇだろ」としか思えませんよ私だって。

キュウレンジャー第8話「司令官ショウ・ロンポーの秘密」感想 ーキュウレンジャーの語り手は信頼できるか?ー - gentle avenger の冒険

 

キュウレンジャーに横たわる謎を考察したエントリで、上記のように私は書きました。

 

撤回します。


他者否定と自己防衛が充満するこの時代の子供番組に、ラッキーという主人公を据えた人達が、親と子の確執を描かないわけがない。

根拠はありませんが、今の私はそう確信しています。

 

今、私は根拠なく断言します。

ドン・アルマゲ = ラッキーパパ である!!!!!と!!!!!!!!!

 

そして、以下の文章、これも撤回します。

 

多分、ラッキー は 嘘ついてないと思うんですよ。ドン・アルマゲのことを「チョンマゲ!?」って言ってたのも、素だと思います。なぜって、ラッキーは嘘をつける男じゃないガル!!!!!

キュウレンジャー第8話「司令官ショウ・ロンポーの秘密」感想 ーキュウレンジャーの語り手は信頼できるか?ー - gentle avenger の冒険

 

今回の描写で、ラッキーが嘘をついている可能性も大いに出てきました。

父であるドン・アルマゲを討つために宇宙を旅していたラッキーが、ジャークマター(ドン・アルマゲ)を倒そうとしているキュウレンジャーと出会い*1、素性を隠したまま参戦した…という物語も十分に成立可能な圏内に入ってきたのです。

 

 バランスくん300歳は伏線か

しかし、ラッキーはどう見ても20代。*2

ドン・アルマゲ=ラッキーパパと仮定して、燃え盛る宮殿で独り泣く幼い日のラッキーが6歳だとしたら、ドン・アルマゲ誕生(?)は14年前となります。

14年でジャークマター結成、巨大組織化、全宇宙掌握…。いくらなんでもドン・アルマゲ有能すぎ問題。いくらなんでもドン・アルマゲ有能すぎ問題なのであります。

 

ガルの一族が全滅させられた時期や、スティンガーの兄であるスコルピオが闇落ちした時期、カジキ座系がジャークマターの支配下に置かれた時期、ショウさんがリュウバイオレットとして戦っていた時期…等々を考え合わせると、なんとなく、ドン・アルマゲのキャリアスタートが14年前というのは無理があるのです。

 

しかし、我々には既に示されていたのです、その無理を可能にする設定が。

 

それは「バランスくん300さい」です。

第7話「誕生日をとりもどせ!」は、バランス300歳の誕生日の話でした。

見た目やしゃべり方から考えれば、バランスの年齢はチキュウ人換算で20代前半といったところでしょう。 

 

そう…。キュウレンジャーのメンバーは小太郎以外全員宇宙人なのです。

ラッキーの見た目が20歳だからといって、生きてる年数が20年とは限らないのです。

バランスの300歳という設定は、キュウレンジャーのメンバーの見た目の年齢と、実際に生きている年数が違うことの伏線なのではないでしょうか。

 

信頼できない語り手による時系列

テレビの前の我々は、今までに示されてきた過去のシーンをなんとなく、それぞれのキャラクターの見た目の年齢に沿って時系列に並べてきたはずです。

 

スパーダの故郷がジャークマターの手に落ちたのは25年前くらいだろう。(子供の頃には既にジャークマターの支配下バリバリっぽかったし、スパーダの見た目的になんとなく。)

ショウさんがリュウバイオレットとして奮闘して、リベリオンが壊滅寸前になったのは、20年前くらいだろう。(壊滅寸前のリベリオンを立て直してキュウレンジャーを探す時間を考えると。+ショウさんの見た目的になんとなく。)

ラッキーが1人で泣いていたのは15年前くらいだろう。(ラッキーの見た目的になんとなく。)

スコルピオ闇落ちは10年前くらいだろう。(スティンガーの見た目的になんとなく)

ガルの一族が根絶やしにされたのは、3~10年前だろう。(ガルの見た目的になんとなく)

BN団結成は3~8年前だろう。(バランスやナーガの見た目的になんとなく)

 

細かい数字は人によって違うでしょうが、出来事の時系列を想像する時に、キャラクターの見た目が大きな判断材料になっているという点は皆同じなのではないでしょうか。

 

しかし、キュウレンジャーに出てくるキャラクターの歳の取り方は、おそらく一律ではないのです。

そして、その事実は「バランスくん、300歳のおたんじょうびおめでとう!(見た目若いのにね!)」という形であっけらかんと明かされている。

 

私たちが、キャラクターの見た目に引っ張られてなんとなく想像した過去の出来事の時系列が根底から覆る可能性を秘めた情報(バランスくん300さい)があっけらかんと、笑い話のように明かされているのです。

 

やはり…キュウレンジャーの語り手は信頼できないのでは…?という考えが頭をよぎります。

キュウレンジャーの語り手は、テレビの前の我々に誤った時系列を想像させることで、巧妙に、ラッキーの素性、ラッキーとドン・アルマゲの繋がりを不可視化している。

 

…のかもしれない!!!!!!!!!

(おしまい)

 

 

第11話は物語の重大な秘密が明かされると同時に、「“力に溺れる”とは?」という小テーマが語られた回でもありました。

「“力に溺れる”とはどういうことか?」「“力”とは何か?」「“力”の持つ抗いがたい魅力とは?」についてはエントリを改めて説明したいと思います。

テレビの前の私たちのすぐそばにもある魅惑的な罠についての話です。

乞うご期待!

 

その前にこらえきれずに第12話の感想書くかもしれませんが。

 あーもう明日だよ、次のキュウレンジャー明日だよ。ハァハァ…。ラッキー…。立ち上がってくれ…。

 

▼ラッキーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

*1:だから、ジャークマターと戦うスパーダたちに出会ったとき「よっしゃラッキー!」と叫んだのか、ラッキー。そうなのか、ラッキー。(妄想が暴走している)

*2:チキュウ人換算で20歳という設定が幼児誌に載っていたそうです。Twitterキュウレンジャー友達が教えてくれた。